除染方法などについて

 

 

放射性物質やそこから発する放射線に対処する基本原則は「ALARA」の原則と呼ばれています。

それは「合理的に達成可能な限り被ばくを低くする」(As Low As Reasonably Achievable)という

原則です。このページでは、この原則に則り、放射性物質の「除染」についての情報を提供していきます。

 

 


 

「高濃度土壌、国が除染…3党が特措法案提案へ」(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110816-00000006-mai-pol

 

民主、自民、公明3党などが、東京電力福島第1原発事故による放射性物質で汚染されたがれきや

土壌の処理に向けて特別措置法案をまとめているそうです。

 

土壌汚染が著しい地域を「特別地域」として(「特別地域」は原発から20キロ圏内で立ち入りが禁止

される「警戒区域」を想定)環境相が指定し、国が除染を行うそうです。また、特別地域以外でも

土壌汚染が基準を超えれば「汚染状況重点調査地域」に指定し、各自治体が除染を行うことになります。

なお、本特措法に基づく処理費用は、原子力損害賠償法に基づき東電の「負担の下に実施する」と明記

されています。

また、がれきなどの廃棄物が「特別の管理が必要な程度に汚染されているおそれがある」地域は、

環境相が「汚染廃棄物対策地域」に指定して、国が処理するそうです。

 

議員立法により、8月26日の参院本会議での成立を目指しているそうです。

 

 


 

「南相馬市が全域除染へ、避難準備区域解除検討で」(YOMIURI ONLINE)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110806-OYT1T00633.htm

 

 

福島県南相馬市と東京大学アイソトープ総合センターは、6日、警戒区域を除いた

南相馬市内全域で放射性物質を取り除く除染を共同実施すると発表しました。


政府が、8月下旬にも、福島第一原発から20~30キロ圏の緊急時避難準備区域の

解除を検討していることを受け、放射線量の高い地点を記した汚染マップを作製の後、

放射線量が高い場所は、同センターの助言を受けながら、市が専門的な除染を行い、

放射線量が低い場所は、公共施設の建物の高圧洗浄などを市が行うそうです。

 

これを契機として、県内のその他の地域でも、本格的な全域除染がはじまることを

期待しています。

 

 


 

 

・「福島大学におけるキャンパス内除染に関する取り組み 」

http://www.fukushima-u.ac.jp/guidance/top/sinsai-radiation.html

 

金谷川キャンパス内の放射線量を低減させるため、U字形側溝に溜まった落ち葉や土砂等の除去と

洗浄作業を平成23年7月6日~平成23年8月2日の日程で実施することが、大学当局から発表

されました。(8月5日に無事?開けた穴をアスファルトで塞いだようです。)

 

なお、取り除いた土砂は車庫前駐車場へ穴を堀り、上部を遮水シートで包んで保管するそうです。

ただし、土砂等が埋められる車庫前駐車場は、たしかに学生は近づきにくい場所であるものの、

大学教職員の駐車場であり、外部からの訪問者も訪れる場所ではないのかと少々心配になります。

 

 

また、福島大学学生の保護者である高橋さんが、大学当局に対して、

福島大学の除染等に関する照会を行った回答は、次のようになっています。

http://ginga123.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/07/post_c796.html

 

 


 

・「6月22日に福島市街 パセオ470 放射能除染作業実施」

http://311gyosei.blog39.fc2.com/blog-entry-155.html

 

 

福島駅東口から徒歩で5分程度の「パセオ通り」の除染活動の様子が

報告されています。

 

具体的には、植樹帯の表土を10センチほど除去し、新しい土をかぶせ、

ヒマワリの種4,000粒を蒔いたそうです。結果として、表土の放射線量は、

作業実施前の3分の1程度まで下がったそうです。

 

今後の予定として、7月には歩道・雨樋の除染(高圧水洗)、

8月中旬にはヒマワリ除去後のセシウム測定、
9月には菜の花の種植えといった取り組みを行うそうです。

 


 

・FNN

「福島市で住宅地や通学路の放射線量を抑えようと専門家による実証実験」

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00201245.html

 

エントロピー学会の会長以下、有志が福島市で「除染・回復プロジェクト」と称して、

市民が除染するモデルを提供しようとおこなったパイロットプロジェクトの報道です。

 

詳細な情報が入手でき次第、こちらのページでも、紹介したいとおもいます。

 

 


 

・NHK福島放送局

 

「福島ふるさとニュース NHKニュース 放射線ひとくちメモ(6月7日)」

 

「家庭でできる放射性物質への対処法について」(動画ファイルです)

http://www.nhk.or.jp/fukushima/radiation_memo/movie/r0607.asx

 

 

ファイルを見ていただくほうが確実ですが、以下、要点をまとめておきます。

 

・県内の放射線量は、事故の影響で通常に比べ高い状態が続く。
・空気中のちりから放射性物質の検出はほとんどなくなる。
・放射線の値に大きな変動がないことから、地面に降った放射性物質によるものと見られる。
・値は、雨どいの下や側溝など雨水が集まる所で高くなる傾向。
・放射線量を低くするには、土や落ち葉を取り除き、地中に埋めるなどの対策が有効。
・ただし、作業のあとはうがいや手洗いを入念に行うことで、内部被曝を防ぐことが必要。
・被曝がどうしても不安な場合・疑問がある場合の連絡先
 県が依頼した専門家が直接回答する電話相談(土日・祝日も対応)
  024-521-8127
 ※掛け間違い等に注意!!

 

 


 

・福島大学にて6月3日に開催された「除染に関する勉強会」の様子のレポートです。

 

http://311gyosei.blog39.fc2.com/blog-entry-138.html

 

NPO法人放射線安全フォーラムの田中俊一氏が講演なさいました。

 

講演の様子はこちら

http://youtu.be/A3HyDA7hlvY 01

http://youtu.be/0m4av3hHF9c 02

http://youtu.be/M4FlNqpyTh0 03

http://youtu.be/D3m11URgJ9g 04

http://youtu.be/HnaDF3Sn4Xw 05

http://youtu.be/rpUHb5qjFm0 06

http://youtu.be/xoPDfT8nnVo 07

http://youtu.be/1m58pEDCsU0 08

 

 

※講演の後半で、空気中には放射性物質はないので(ダストサンプリングによる調査)

 マスクは不必要と述べられていますが、前半では地面などに落ちている微粒子が

 舞い上がるとも述べていました。基本的に、マスクはしておいたほうが安全だとおもいます。

 

 

 

また、行政政策学類教員有志のブログでは、「単独で実施できる除染活動でどの程度、

放射線値を下げることができるか?」ということで、以下のような取り組みも行っています。

 

・ドイツ「ケルヒャー」社製家庭用高圧洗浄機を使って、水道水で泥や塵を水で洗い流すと

 どれくらい放射線量は下がるのか?

http://311gyosei.blog39.fc2.com/blog-entry-124.html

 

【結果】効果の高いところで、0.39μSv/h程度(地上1mの数値)の低下が見られた。

 

・ケルヒャージャパンの業務用温水高圧洗浄機によって透水性ブロックを除染すると

 どれくらい放射線量は下がるのか?

http://311gyosei.blog39.fc2.com/blog-entry-131.html

 

【結果】効果の高いところで、0.9μSv/h程度(地上1cmの数値)の低下が見られた。

 

 

※いずれの実証調査においても、除染による汚染水(汚泥を含む)の処理が新たな問題となることが

 指摘されています。

 

 


 

NHK 解説委員室ブログ

 

【除染全般】

時論公論 「放射性物質の除染を急げ」(5月23日)

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/83047.html

 

時事公論で「除染」について取り上げられた際の解説がほぼそのまま掲載されています。

チェルノブイリとの違いや、除染した際に発生する廃棄物の問題点なども取り上げられています。

 

 


 

・GIGAZINE

 

【除染全般】

放射性物質による汚染を除去する「除染」の具体的な方法まとめ

http://gigazine.net/news/20110317_decontamination/

 

通商産業研究社発行の「放射線安全管理学」(平成20年3月25日発行の改々題第1版第1刷、

2011年3月時点での最新版)から、除染方法の部分(P125~P130)を使用して、除染の

具体的な方法についてまとめられています。あくまで研究者向けのガイドライン書籍を参考にした

とのことで一般人が行うのはかなり難しいと思われる処置などもあるそうです。

 

 


 

放射線医学総合研究所

 

【身体の除染】
一般的な除染の方法(水が利用できる方へ)

http://www.nirs.go.jp/information/info.php?129

 

一般的な除染の方法(水が利用できない方へ)

http://www.nirs.go.jp/information/info.php?130

 

放射線医学総合研究所は、「放射線と人々の健康に関わる総合的な研究開発に取り組む

国内で唯一の研究機関」だそうです。先日、福島第一原発で見つかった、内部被曝によって

上限値である250ミリシーベルトを超える被曝を受けていた作業員の精密検査を行った

機関でもあります。

水が利用できる場合/できない場合に分けて、緊急的な除染の方法について

説明されています。

 

 



・朝日新聞社

 

【身体の除染】

除染方法・・・衣服を脱いで密封、体に着いたら湯で流す

http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY201103130121.html

 

新聞で取り上げられた除染(身体などに付着した放射性物質を除去したり減らしたりする)方法の手順。

1)衣服に放射性物質が付着していないか測定

2)汚染が確認されれば服を脱ぎ、服はポリ袋などに密封

3)体の表面に物質が付着していた場合には、タオルを使って生ぬるい湯で洗い流す

4)除染したら、放射性物質が取り除かれたかを測定して確認

 

 


 

日本放射線技術学会放射線防護分科会

 

【身体の除染】

除染について(PDFです)

http://www.jsrtrps.umin.jp/110316_josen.pdf

 

日本放射線技術学会の放射線防護分科会は、医療における放射線安全管理を考える

分科会だそうです。放射線防護に関心をもつ日本放射線技術学会会員によって構成されています。

ここでは、表面汚染が確認された場合の除染方法について説明しています。

 

 


 

・緊急被ばく医療研修のホームページ

 

【身体の除染】

除染の方法

http://www.remnet.jp/lecture/qa/misc08.html

 

文部科学省の委託事業として、公益財団法人原子力安全研究協会が運営しているウェブサイト

だそうです。

 

 


 





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